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日経テストを受けてきた - 勉強記録 -


先日のブログにも書いたように、
日経TESTを受けてきたのでその記録をまとめる。

日経TESTを受けるきっかけ


2023年12月頃、仕事で時事関連の知識を身につける必要がでてきたので、
何から始めようかと思っていたところ、日経TESTという一般常識を測る試験があることを知った。

公式テキストを見ると自分の目的に合った内容だったのと、
せっかく勉強するのなら一回受けてみようということでチャレンジを決意する。

 

日経TESTとは

株式会社日本経済新聞社が主催している試験で、
ビジネスに必要な広範な知識を問い、その結果を「経済知力」というスコアで測る。
入社試験や社内研修などで採用する企業もあるらしい。

出題領域は、以下の6ジャンル

①経営環境
②企業戦略
③会計・財務
④法務・人事
マーケティング・販売
⑥生産・テクノロジー


試験時間は、問題数100問/試験時間80分で、
企業を通してではなく、個人で受けるにはテストセンター受験が主となる。

 

日経TESTの勉強方法

とりあえず過去3年分の公式テキストと、
同じく過去3年に発刊された日経キーワードという時事ワードをまとめた書籍などを購入する。節約のためにほぼ中古本でそろえた。

 


発行年が古いものから読み始める。
当たり前だけど3年のうちに状況がいろいろと変動していて、
特に最初に読んだものはコロナ禍の社会情勢にページを割いていたので、
要らないと思った部分は飛ばして読んでいく。

全ての書籍に目を通した後は、公式テキストの問題を全てAnkiに入れて、毎日繰り返すことにした。さらに適宜、公式テキスト問題解説だったり、日経キーワードから重要そうな単語をピックアップしてAnkiに突っ込んで、どんどん更新する。

日経TESTの申し込みと試験当日

申し込みについては日経TEST公式サイトから、受験サイト(Excert)を経由して行う。
試験問題が数種類あって、申し込み時に自分で希望するものを選ぶ仕組みになっている。

アカウント作成から初めて、試験問題の種類についてはとりあえず最新の「2023年10月第29回全国一斉試験の問題」を選んだ。
最寄りの試験センターでは、試験日から2週間先の日付以降から、かつ平日しか選べなくて、仕方なく平日に半日休暇をもらって受験することにした。

試験当日は、試験センターに向かってまずは受付から。
持ち物はすべてロッカーに、服のポケットもすべて空にしてから、確かペンとメモ用紙だけ受け取って試験ルームへ。

試験開始前にPCに試験IDを打ち込むのだけど、やたら長いIDなのに印刷した紙などは持って入れず手元のメモに書き写してくださいと言われて、急いで転記する。
字が汚くなってしまって、あとで見返したときに6なのか b なのか判別できなくて少し焦った。

IDを入力して、(うろ覚えだけど)最初に自分の属性(勤務先の業種、役職など)を入力した後、画面に設問がひとつずつ表示されるので解いていく。
最後に見直しをして、1時間かからないくらいで終了して退室する。
公式テキストよりは問題の難易度が高いように感じた。

結果はすぐに受験サイト(Excert)で確認できた。
個人認定証という形で、自分の「経済知力スコア」と、
同じ属性内での偏差値やジャンル別スコアが確認できる。

 

 

トータルでかかった費用は、

日経TEST 受験料:6,600円
公式テキスト、その他書籍:4,420円(一部、中古本を入手)
合計:11,020円 でした。

 

総括


短期間の勉強期間だったけど、比較的良いスコアが取れたので満足している。
当初の目的である時事関連の知識は、経済関連については充分だけど、もう少し外交関連のトピックが充実しているとより良かったかも。何か他のやり方を探してみよう。